リモートセンシング処理中級

ドローン画像による地図作成のフロー

ドローン写真から、オルソ画像、点群、DEM/DSM、基本的な地形・植生解析までのワークフロー。

所要時間の目安:3〜8 時間 5 ステップ

操作手順

1

空撮写真の整理

ファイル管理

写真の枚数、重複率、撮影時刻、カメラパラメータ、GPS 情報を確認します。

進行方向・横方向の重複が不足していると、地図作成の品質に大きく影響します。

2

画像からの地図作成

OpenDroneMap

オルソ画像、点群、DSM、DEM、3D モデルなどを生成します。

長時間の処理が失敗に終わるのを避けるため、まず狭い範囲でパラメータをテストしてから、全データを処理しましょう。

3

GIS への取り込みと確認

QGIS

オルソ画像の位置、解像度、境界、欠損、異常な領域を確認します。

地上基準点がある場合は、平面と標高の精度を確認してください。

4

地形と植生の解析

WhiteboxTools / QGIS

DEM/DSM をもとに、傾斜、斜面方位、標高差、樹冠高、地形指数を計算します。

DSM と DEM の差は樹冠や物体の高さの推定に使えますが、地面点の品質に注意が必要です。

5

結果の出力と地図作成

QGIS / Python

報告書や論文用に、主題図、統計表、解析結果を出力します。

ドローン画像のファイルは大きいため、まとめて圧縮・タイル化するか、必要な成果だけを残すことをおすすめします。

ワークフロー完了