バイオインフォマティクス中級

シーケンスデータの品質管理と結果集約のフロー

FASTQ のシーケンスデータを対象に、元データの整理、品質チェック、フィルタリング、アライメント前の準備、MultiQC レポートの集約を行います。

所要時間の目安:2〜6 時間 5 ステップ

操作手順

1

シーケンスファイルの整理

ファイル管理

サンプル番号ごとに、FASTQ ファイル、サンプル情報表、シーケンスのバッチ情報を整理します。

サンプル名は metadata と必ず一致させてください。

2

品質チェックの実行

FastQC

塩基の品質、アダプターの混入、GC 含量、重複配列、リード長の分布を確認します。

合格かどうかだけを見るのではなく、それぞれの警告の意味を理解しましょう。

3

低品質配列のフィルタリング

Cutadapt / fastp

アダプター、低品質のリード、短すぎる配列を除去し、クリーニング済みのデータを生成します。

フィルタリングのパラメータは方法の節に記録してください。

4

品質管理レポートの集約

MultiQC

複数サンプルの FastQC とフィルタリングの結果を、統一されたレポートにまとめます。

MultiQC のレポートは、異常なサンプルをすばやく見つけるのに向いています。

5

後続の解析の準備

バイオインフォマティクスのパイプライン

研究の目的に応じて、アライメント、定量、変異検出、マイクロバイオーム解析に進みます。

品質管理の結果が不合格のときは、急いで下流の解析に進まないでください。

ワークフロー完了