統計解析初級

実験データの整理と統計解析のフロー

一般の研究ユーザー向けに、Excel や LibreOffice の表から、データのクリーニング、統計解析、結果の書き出し、論文用の図表の整理までを行います。

所要時間の目安:1〜3 時間 5 ステップ

操作手順

1

元の表の整理

Excel / LibreOffice Calc

フィールド名、単位、グループ情報、サンプル番号を統一し、元データのバックアップを残します。

元データを直接上書きせず、raw、clean、result の 3 種類のフォルダを作ることをおすすめします。

2

異常値と欠損の整理

OpenRefine / 表計算ソフト

欠損値、重複レコード、外れ値、日付形式、分類名の不一致などの問題を確認します。

論文の修正時に見直せるよう、クリーニングの過程は追跡できるようにしておきましょう。

3

統計ソフトへの取り込み

Jamovi / JASP / R

クリーニング後のデータを統計ソフトに取り込み、変数の型、グループ、単位が正しいか確認します。

取り込んだら、まず記述統計と図による確認を行いましょう。

4

統計的検定の実施

Jamovi / JASP / R

実験デザインに応じて、t 検定、分散分析、相関、回帰、ノンパラメトリック検定を選びます。

統計手法は必ず実験デザインに合わせ、メニューだけを見て選ばないようにしてください。

5

論文用の結果の書き出し

統計ソフト / 作図ツール

論文の結果の節で使う統計表、有意差の表示、図表を書き出します。

表や図の単位、サンプルサイズ、有意性の説明はもれなく記載してください。

ワークフロー完了